仕事の効率は、その捉え方で変わってきます。
例えば失敗した時に、それをどのように捉えるのかによって落ち込むのか、それとも自分の成長につなげるのかに分かれます。
もちろん成長につなげることができれば、次からは失敗はしませんし、それを避ける方法も考え出せます。
物事をどのように捉えるかによって、得られる結果は大きく変わるのです。

失敗を単に自分の評価を下げることに結び付けてしまえば、ひたすら落ち込んでしまいます。
このような人は、物事の表面にしか注意が向かないので、ちょっとした出来事に翻弄されることになります。
仕事もその内容よりも結果に注意が向きがちなので、なかなか成長につながらないわけです。
そして自分が頑張ったという結果のみ注意が向いて、それに対する評価が低ければ不満をこぼすようになります。
一方で仕事はその進め方に注意を向ける人は、頑張った時間よりも何ができたのかにこだわります。
どれだけ頑張っても成果が出なければ、低い評価ももちろん受け入れますし、次に何をすべきかを考えます。

このように捉え方を変えることで、スキルの向上もキャリアの積み上げにも大きな差が出てきます。
本質を捉えることができる人は、成長も早いものです。
無駄なことに悩むことはありませんし、常に何をすべきかを考えています。
表面の出来事に反応する人は、考えても答えが出ないようなことに悩み、無駄な時間を費やすことになります。
業務の遂行に関しても間違ったアプローチを取りがちになるわけです。